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低予算で魅力的な使い切りシールをつくるアイデア

シール・ステッカー

これまでデジタのシールやステッカーの記事では特殊紙を使った制作見本を多数紹介してきました。特殊紙はステッカーなどの長期使用や目立たせたい時によく使われますが、価格が高く汎用性のある使い捨てシールとしては選ばれにくいです。
そこで今回は梱包などで使われる使い捨て用途のシールにオススメの安価な紙種をデザイン例とともにご紹介します。
デジタでは耐水・耐候性を求めない紙素材のシールが最も安価でコスパがいい商品となっています。使い捨て用途の場合、強い摩擦がおきるような箇所への貼り付けはあまりないと思うのでラミネートなどの加工オプションもない、本当に必要最低限の仕様でシールを作りました。
ラミネートを使わないと質感のコントロールが難しくなりますが、ラミネートを使わずとも紙自体にコーティングが施されている塗工紙を選べば紙そのものに光沢感があります。逆に紙特有のざらっとした質感を活かしたい場合は非塗工紙の上質紙やクラフトなどを選ぶのがオススメです。
今回は塗工紙と質感が特徴的な紙をそれぞれ2種類ずつご紹介します。

パールのような上品な光沢のアート紙

アート紙は最もポピュラーな紙です。表面にコーティングを施してあるので写真やイラストなどの印刷に適しています。パールのような程よい光沢感が、上品な仕上がりにしてくれます。「上質紙ほどマットな質感にしたくないけど、写真やイラストをはっきりした印刷の仕上がりにしたい」といった場合にオススメの紙です。紙なので合成紙-ユポ-などのフィルム素材と違い、破れやすくなっています。袋留めのシールや段ボールなどに貼り付ければ、開封時に手で破ったり分解しやすいです。

アート紙と上質紙、ミラコート紙の3種類は印刷通販デジタの中で最安の紙です。それぞれ質感が異なるのでデザインやイメージに合わせて好みの紙を選んでください。

ミラコートの強い光沢を活かすなら淡いデザインで

アート紙よりもさらに光沢感が強いのがミラコート紙です。
選べる糊種が最も多く、通常のシールだけでなく、後から剥がしやすい再剥離や背面が透けづらい訂正用シール、冷蔵や冷凍といった食品ラベルとしても使えます。

光沢が強いので封筒や紙箱など質感の違うものに貼り付けるとちょっと安っぽく見えてしまうのが欠点。ポリ袋やプラスチックなど光沢のあるものに合わせると質感がマッチします。
印刷するカラーが濃色やベタのデザインだと、インクで紙の質感が埋もれて、光沢があまり出なくなってしまうので注意が必要です。白の面積が多いレイアウトが一番光沢が目立ちます。

オリンパスの魅力を残した印刷

過去の記事では頻繁にクラフト紙を紹介しているので、今回はクラフトよりもちょっと明るい色味のオリンパスを紹介します。よく使われる茶封筒くらいの色味と言ったら想像しやすいでしょうか。ナチュラルな質感が優しい雰囲気でオーガニック系などのデザインによく合う紙になっています。ホワイトインクにも対応していますが、今回はあえて使わずにオリンパスの質感を残したままのカラー印刷に挑戦しました。

白い紙ではないので紙の色とインクの色が重なり、デザインソフト上の色とは異なる仕上がりになります。どの程度色が沈むのか予測するのは難しいですが、オリンパスの色や質感が感じられる独特のシールになります。
今回のデザインは文字部分には何も印刷せずに紙の素材をそのまま残しています。周りの色もホワイトインクを下地に使わないことでオリンパスの色むらがふんわり残った状態になっています。
先に紹介したようなアート紙やミラコート紙などの白く塗工された紙は、インクが沈む事なくハッキリとした発色の仕上がりになります。

和紙を塗りつぶして和モダンに仕上げる

和紙にも様々な種類がありますが、デジタで取り扱う和紙は「大礼」という種類です。紙の表面に”はな”と呼ばれる原料の繊維が散りばめられているのが特徴です。ざらざらした紙の質感と光沢のある”はな”がとても上品で高級感のある仕上がりにしてくれます。和紙の質感をそのまま出すお酒のラベルのようなデザインでの注文が多いですが、実は黒などの濃色でベタ塗りにすると”はな”の部分の光沢が強く出ます。特に太陽光に当たるとより美しく見えます。

今回はマッチ箱のラベルシールとしてデザインしました。箱がクラフト紙でマットな紙の質感なため、和紙のようなざらっとした質感が箱に馴染みやすくなっています。
いかがだったでしょうか?紙にも様々な種類があり、それぞれ違った雰囲気を持っているので、イメージに合わせて紙種を選ぶとデザインとの相乗効果でより良いシールを作ることができます。予算が限られている中でも、工夫次第でデザインの幅が広がります。