これからの季節に大活躍!オリジナルタオルをつくるときの3つのポイント
「オリジナルタオル」と聞くと企業の挨拶用や音楽イベント、スポーツ観戦などに使われる、枚数が多い業務用・ビジネス向けのイメージがありますよね。実際に身近なシーンで業務用でないものをあまり見かけません。
しかし、オリジナルのタオルはもっと気軽でカンタンに1枚からつくることができるんです。たとえば、これからのシーズンのレジャーやスポーツ、趣味の小規模なグループなどで、人数分の10枚だけを作ってみたりということもOKです。自分専用やプレゼント用の1枚だけの注文だってよくあるんです。
今回はこのようなオリジナルタオルをご検討中のお客さまのために「オリジナルタオルをつくるときのポイント」を3つに絞ってご紹介したいと思います。
少ない枚数なら断然「インクジェットプリント」
タオルのプリントは大きく分けて2つあります。フルカラーで印刷可能な「インクジェットプリント」と、1色のみを印刷する「シルクスクリーンプリント」です。この2種類のプリント方法にはそれぞれにメリット・デメリットがあります。
まず「インクジェットプリント」はフルカラーでプリントするため、写真やカラフルなデザインを美しく表現することができます。また「版」と言われる版画の際に使うような資材が必要ないので、1枚からでも安くつくることができます。逆に100枚や200枚と大量につくる場合には1枚あたりの単価はあまり安くならないのです。
次に「シルクスクリーンプリント」は「版」が必要なプリントとなるため少量の印刷には不向きで、枚数が多ければ多いほど1枚の価格が安くプリントできます。使う色ごとに版が必要なため、色数が少ないデザインに向いています。インクジェットプリントと比べると、タオル生地へのインクの沈みが少なく発色が良くて耐久性も強いです。
たくさんつくるのであればシルクスクリーンがベストですが、少人数でオリジナルのタオルをつくるなら、断然インクジェットの方がお得です。
背景が白のデザインなら「フチあり」端まで自由にデザインするなら「全面」
インクジェットプリントでタオルをつくる場合には、タオルの端まで全面にデザインできる「全面プリント」と、内側に少しの余白部分が必要になる「フチありプリント」があります。背景が白色のデザインであれば「フチありプリント」の方がコストも安くオススメです。白いフチを残さず全面に自由にデザインしたい場合には「全面プリント」を選びましょう。
高品質シャーリングタオルでデザインを鮮やかな発色に
タオルの生地にはいくつかの種類があります。一般的なタオルは「パイル」という生地で、糸がループ状に織られふんわりとした肌触りで吸水性が高くタオルの定番と言えます。一方で「シャーリング」という生地はそのふんわりとしたループ状の糸をカットし表面を平らにしてあります。平らにカットすることで印刷のにじみが少なく発色が良いためタオルプリントに最適です。さらに、このシャーリング生地の編み目を密集させたタオルが「高品質シャーリングタオル」で、鮮やかな発色・光沢感となめらかな肌触りが特徴です。インクジェットプリントにはぜひ「高品質シャーリングタオル」を試してみてください。
人気のキャンプステッカー&オリジナルタオル
インクジェットプリントでつくるオリジナルタオルのおもしろいアイデアを一つご紹介します。キャンプ仲間同士で、オリジナルステッカーをつくって交換するキャンプステッカー(通称キャンステ)というキャンパーの人気コミュニティーがあります。今回はそのステッカーに合わせたデザインでキャンプに必須のフェイスタオルをつくってみました。どちらも1枚から注文できるので少人数のグループやコミュニティーでも気軽に注文できます。ステッカーとタオルの組み合わせはキャンプに限らず、他にもバンドやバイクチーム、スポーツチームなどにも応用できそうですね。
今回はインクジェットプリントのご紹介がメインになりましたが、シルクスクリーンプリントでも20〜30枚のご注文はよくあります。特に人気なのが、「タオルハンカチ」と「フェイスタオル」です。インクジェットと比べると、よりシンプルなデザインをよく見かけます。
この夏は自分たちだけのオリジナルタオルをつくって、レジャーを満喫してみてはいかがでしょうか。
ネット印刷デジタのページはこちらから
印刷通販デジタでは、デザインソフトを持っていない方でも誰でもカンタンにデザインができ、そのまま注文できる「デザインシミュレータ」をご用意していますので、ぜひご利用ください。