【書店編】POPのあんな使い方、こんな使い方
前回に引き続き、売り場での販促ツールとして重宝されるポップについて、より効果的で店舗イメージの向上につながる使い方などをご提案します。
今回は、店舗独自の手書きポップなどが度々話題になる「書店」に注目したいと思います。
ここ数年「町の本屋さん」はどう生き残るか?といった課題が大きく取り上げられています。Amazonを始めとするネット通販の利用者拡大や定額で読める電子書籍のサービスなど、「町の本屋さん」のみならず、書店全体に厳しい環境になっています。大型書店ではカフェを併設したり、店舗ごとにコンセプトを変えてみたりと様々な取り組みがなされています。こういった動きは、ただ本を販売する場から、お客様に「本を購入する以上の体験」を提供する場への変貌とも言えます。そこで、お客様に今までよりも楽しく書店を利用してもらえるよう、新たな店舗づくりの一つとして、ポップの様々な使い方をご紹介します。
前回同様、ご紹介する各種ポップはネット印刷デジタの『POP印刷サービス』を利用しています。
ネット書店には真似できない!オリジナルのポップ用紙で手書きポップを作る
書店で本を選ぶことの楽しみの一つに、手書きポップがあります。イラストやインパクトあるコピー、説得力のあるレビューやあらすじは、それだけで十分ポップとして魅力あるものですが、ここに「書店オリジナル」をもうひとつ加えて書店のブランディングを意識しましょう。
書店名やロゴマーク、枠線などを印刷したお店オリジナルの『ポップ用紙』を作ることで、手書きポップの魅力に加えて、お店のブランド力向上の一助となります。ポップ用紙のデザインそのものを、書店独自のものにすることによって、将来的にはブックカバーやショッピングバッグなど、書店オリジナルグッズなどに発展させることもできるのではないでしょうか。
また、イラストや装飾などが苦手で、手書きポップの作り方に苦労されている方、手の込んだポップを作る時間の取れない方にも、オリジナルポップ用紙はオススメです。あらかじめイラストや装飾を印刷しておけば、手書きの良さを活かしつつ、華やかで目立つポップが簡単に作成できます。また、季節ごとにパターンを変えるなどすることで、売り場の雰囲気作りに有効に使うことができます。
町の本屋さんオリジナルのキャンペーンも簡単
夏になると書店でよく見かけるのは、出版社が主催するキャンペーン。派手なポップやポスター、帯などで目立つだけでなく、お客様に本を手に取ってもらうきっかけとしても、これらキャンペーンは有効なものです。しかし、出版社主催のものは、どの書店でも開催されるもの。そこで、他店舗との差別化を図るためにも、書店独自のキャンペーンを開催してはいかがでしょうか?
デジタのPOP印刷サービスを利用すれば、平台向きの卓上ポップや書棚で効果的なスイングポップを1枚から作ることができるので、小さな書店でも簡単にキャンペーンに必要なアイテムを作ることができます。
また、レジ横に設置しやすい卓上ポップは、ポイントカード導入や書店のSNSアカウントの紹介など幅広い用途に使用できるので、キャンペーン以外にも積極的に利用したいですね。
ポップだけじゃない。アイデア次第で様々なものが作れる
デジタのPOP印刷サービスを例に、手書きポップやキャンペーン用のポップについてご紹介しましたが、このサービスのメリットは、アイデア次第でポップではないものも作ることができるという点です。
例えば、キャンペーンのプレゼントに、しおりはどうでしょうか? 上の画像のしおりも、POP印刷サービスを利用して作成しています。デザインや形のバリエーション変え、しおり紐も複数準備すれば、お客様が好きなものを組み合わせられるオリジナルしおりの出来上がり。他にも、本の形を模したポイントカードや定期購入を利用しているお客様へのメッセージカードなど、お客様にいかに足を運んでもらえるか、ただ本の購入にとどまらず、『書店そのもの』を楽しんでもらえる工夫を、より簡単に実現することができます。また、大手書店でよく見かけるショッピングバッグなどのオリジナルグッズを作ることも、書店のブランディングに効果があります。在庫を大量に持つことが難しい店舗でも、小ロットから制作できるサービスを利用することで、キャンペーンのプレゼントやポイント特典など必要な分だけを必要な時に作ることができます。
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ポップを始め様々なオリジナルアイテムを使って、より個性的で魅力ある店舗作りに挑戦しましょう!