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高精度の印刷が魅力。昇華転写タオル

こんにちは!印刷通販デジタです。

このたび、タオル印刷の昇華転写プリントに、新たに大きなサイズのタオル4種を追加しました。

昇華転写プリントとは、専用のインクを熱プレスで気化させ、タオルに転写する印刷方式です。フルカラーで発色よくプリントできます。

今回は、そんな昇華転写タオルの魅力と制作事例について紹介していきたいと思います。

高い印刷精度と、柔らかな手触りが魅力

高い印刷精度と、柔らかな手触りが魅力の昇華転写プリントのタオル

昇華転写プリントのタオルには大きく2つの特徴があります。

ひとつめはデザインが鮮明にプリントできるということ。
これは昇華転写プリントという印刷方式とマイクロファイバータオルの組み合わせによるものです。

昇華転写プリントはインクを生地に染み込ませてプリントする方法です。
そしてマイクロファイバータオルは髪の毛の100分の1という細かな繊維が集まった、密度の高い生地です。

この組み合わせでプリントすることで、写真のような高精細な印刷を可能にしています。


ふたつめはプリントしてもタオル本来の風合いが残るということ。
先ほどインクを生地に染み込ませてプリントする方法だと記述しましたが、これが大きく関わっています。

一般的なインクジェットプリントやシルクスクリーンプリントなどの印刷方式は、タオル生地の上にインクを付着させるプリント方法のため、生地自体がゴワつきやすいという特徴があります。

しかし昇華転写プリントは生地自体が染まるため、タオル本来の風合いを損なうことはありません。


オリジナルグッズとして

プリントタオルといえば、ライブや音楽イベントで定番のアーティストグッズだったり、テーマパークのお土産屋さんに並んでいるようなタオルなどがありますね。

他にもスポーツ選手の応援グッズや同人イベントなど、タオルは様々な場面で活躍しており、通販などのネットショップでの販売も多いです。

そこで今回は、お店やアーティストのグッズに適したタオルをテーマに制作見本を作成しました。

用途に合わせて選べる4種類のサイズごとに、参考アイデアを紹介していきます。

動物園のお土産用バスタオル

大きなバスタオルでも精細にプリントできる

動物園のお土産を想定したバスタオルは、細かな描写を綺麗にプリントできる強みを活かし、写真を大きく配置しました。

昇華転写タオルは「全面プリント」と「フチありプリント」の2つから選択できますが、今回はより価格を抑えられる「フチありプリント」を選択しています。

「フチありプリント」の場合はタオルのフチまで印刷できませんが、あえて動物を背景からはみ出させることで白いフチが目立たないようにデザインを工夫しています。


サウナショップのオリジナルタオル

サウナなどタオルが必需品のお店でのオリジナルグッズとして

サウナの利用者が使いやすいサイズのフェイスタオルで作りました。表面にはお店の宣伝も兼ねて、店内写真とロゴを大きく配置しています。


同人イベントのタオル

同人イラストも鮮やかかつ綺麗にプリントできる昇華転写タオル

同人イベントで販売することを想定したスポーツタオルは、フルグラフィックのイラストを大胆に全面プリントしました。

昇華転写プリントならこのようなキャラクターのイラストでも、細かな線まで鮮明に印刷することができます。

どんな画風でも対応しやすい印刷方式のため、クリエイターでタオルを作りたいときは昇華転写タオルをオススメします。


ロックバンドのオリジナルタオル

アーティストグッズとして定番のマフラータオル

アーティストグッズや応援グッズとして人気の高いマフラータオル。発色の良さを活かして全面にグラデーションを使い、鮮やかな色合いを演出しました。

写真をみてもわかる通り、グラフィックがとてもキレイに表現されています。

全面プリントにすることでタオル全体をデザインできるため、インパクトのある仕上がりになりました。


インクジェットタオルとの違い

昇華転写とインクジェットの違い

デジタのフルカラータオル印刷は、昇華転写プリントのほかにインクジェットプリントがあります。2つは印刷の精度で差があり、細かい線や色彩の表現力が異なっています。

昇華転写プリントは印刷の精度に優れているので、デザインを重視したタオルを作りたい場合に向いています。

対して、インクジェットプリントは印刷の精度では劣りますが、選べる生地の種類が多いです。吸水性の高いシャーリング生地やパイル生地があり、どちらも綿100%でよりタオルとしての機能が高いです。


より詳しいタオルの種類と特徴についてはウェブサイトで詳しく説明していますのでこちらをご覧ください。


今回の制作例をプリントした場合

参考までに、フェイスタオルで昇華転写プリントとインクジェットプリントの価格を比較してみました。

■昇華転写プリントの場合の参考価格

カテゴリー  マイクロファイバーフェイスタオル
印刷     フチありプリント
注文枚数   10枚
営業日    7営業日
合計金額   17,438円

■インクジェットプリントの場合の参考価格

カテゴリー  シャーリングフェイスタオル
印刷     フチありプリント
注文枚数   10枚
営業日    7営業日
合計金額   18,406円

料金で比較すると、昇華転写プリントの方が少しだけ安くなっています。

といってもほとんど料金に差はないため、目的に応じた印刷方式と生地を選んでいただくのがいいと思います。

これからタオルを作ってみたいとお考えの方は、今回ご紹介した特徴を覚えておいてくださいね。


印刷通販デジタでは、デザインのヒントやデータ作りのポイントを紹介する別のnoteもやっています。

タオルに関する記事のリンクを貼っておきますので、ご興味ある方は是非こちらもご覧ください。

今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。





デジタではさまざまな印刷アイテムをWeb上から注文できます。