缶バッジの素材を比較!オーロラやホログラムってどんな仕上がり?
同人グッズやノベルティとして、オリジナル缶バッジを作成する方が増えてきました。
缶バッジには定番の白地だけではなく、メタリックやホログラムなどの一風変わった素材もあります。
同じデザインでも素材によって印象が変わるのが、缶バッジを作るうえで面白く、迷ってしまう部分でもあります。
そこで今回は同じデザインで、缶バッジの素材だけを変えて仕上がりの違いを比較してみました!オリジナル缶バッジの素材選びで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
比較する缶バッジのデザイン
缶バッジはこちらのデザインを使用します。
背景は透過しているので、鯉や紅葉などのデザイン部分のみ印刷されます。
大きさによっても印象は変わってしまうため、缶バッジのサイズは全て大きめの57mmにしました。
缶バッジの素材は7種類!全体比較
検証する缶バッジの素材はノーマル、オーロラ、メタリック、ホログラムです。ホログラムは4つの模様があるので、全部で7種類の缶バッジを比較していきます。
まずは完成した缶バッジを全て並べてみました。
素材や模様によって仕上がりに差があるのが分かります。しかし、オーロラとホログラムのレインボーは模様がない素材ですが、同じように偏光して光るので似たような仕上がりになります。
こういうときにどちらを選ぶか迷ってしまいますよね。
次に、仕上がりが似た素材同士で比較して特徴を見てみましょう。
挑戦しやすいノーマルとメタリック
デザインデータと仕上がりイメージにギャップが少ないノーマルとメタリックを見ていきます。
ノーマルは白地なので、デザインデータそのままの仕上がりになりました。
メタリックは金属のような質感がありつつも、ギラつきすぎず、デザインの色の変化も少ないので比較的挑戦しやすいと思います。
角度によって光るオーロラとホログラム
オーロラは角度によって色を変え、ホログラムは角度によって虹色に光ります。
ホログラムは4種類ありますが、そのうちレインボーのみ模様がありません。
オーロラもレインボーも角度によって光り方が変化するのは同じなので、仕上がりも似ていました。
どちらも素敵ですが、仕上がりのイメージに合わせて素材を選ぶのも面白いです。
今回のデザインデータは鯉と紅葉、雲、波紋のイラストです。オーロラはブルーに光るため、鯉が水の中で泳いでいるように。レインボーは虹色に輝くので、虹がかかった空を泳いでいるような印象になりました。
デザインの幅が広がるホログラムの模様
最後に比較するのはホログラムのイルミネーション、グリッター、クリスタル。
角度によって虹色に光る点は共通ですが、模様によって仕上がりのイメージが変わります。
イルミネーションは模様が細かくて華やかな印象に。模様が鯉の鱗のようにも見えます。
グリッターは他のホログラムと比べて煌めきが強く、鯉がキラキラした水面を泳いでいるような表現になりました。
クリスタルは模様が大きく、華やかでありながらスタイリッシュな印象に仕上がりました。
ホワイトインクでも仕上がりが変わる
オーロラとメタリック、ホログラムの缶バッジには追加でホワイトインクを印刷することもできます。
ホワイトインクは素材の影響による色の沈みを抑えられるため、発色良くすることができますが、今回は全て“ホワイトインクなし”で比較しました。
水面だけを光らせたいなど部分的に素材を活かしたい場合は、ホワイトインクの有無を使い分けるのがおすすめです。
好きな素材で缶バッジを作ってみよう
オリジナル缶バッジをはじめて作るなら、デザインデータと仕上がりにギャップが少ないノーマルとメタリック。
個性的な缶バッジを作るなら、オーロラとホログラムのレインボー。
ホログラムの模様を活かしたワンランク上の缶バッジを作りたいなら、イルミネーション、グリッター、クリスタルがおすすめです。
今回ご紹介したオリジナル缶バッジの素材は、全て印刷通販デジタで取り扱っています。
無料サンプル請求では缶バッジの素材サンプルもご用意しているので、実際にお手にとってご確認ください。
また、Web上でデザイン作成からご注文までできるデザインシミュレータなら、プレビュー画面で素材を見ながら編集できるのでぜひご活用ください!