小ロットでつくるOEMパッケージ[コスメ・化粧品]
YouTubeやInstagram、TikTokなど個人による情報発信が活発になっています。
その中で、芸能人だけでなくインフルエンサーによるコスメプロデュースが増えてきました。
今では当たり前のようにドラッグストアやロフト、東急ハンズなどのバラエティショップで売られているので見かけたり、実際に購入したことがある方もいるのではないでしょうか。
これから同じように化粧品をつくったり、販売したい方に読んでもらいたい内容になっています。
まずはじめに商品であるコスメや化粧品をOEMで開発・製造すると思いますが、”売る”ときに特に重要なのがパッケージです。
ショップに陳列するにしてもオンラインで販売するにしても、買う人が直感的に惹かれるのはパッケージです。
ただ、はじめて販売するときに、いきなりロットの多い注文や高価なパッケージを作るのはなかなかリスキーで怖いですよね…。
そこで極小ロットの1枚から手軽に作れる箱とラベルシールをご紹介します。
安価で作りやすいキャラメル箱
キャラメル箱は名前の通り、お菓子の”キャラメル”の箱がもとになっています。
箱の中で最もシンプルな形で、上下に差し込みがある形状です。
アイシャドウパレットやリップなどの小さく軽いコスメだったらこれを選んでおけば間違いないです。
単純な構造だからこそ、組み立てやすくコスパ良く作れます。
コスメなどの小さいものはフタが開けづらいので、形状カスタムの指かけをつけるのがおすすめです。フタに対して指が引っかかりやすく、開けやすくなります。
頑丈な底ロック式の地獄底箱
地獄底なんて仰々しい名前ですが、底を組んでロックされるかたちで「なかなか底が抜けない」というところからきています。上部のフタはキャラメル箱と同じ差し込み型です。
基礎化粧品や香水のボトルなどのちょっと重たいものを入れるときによく使われます。
またサプリメントなど、説明書を同梱する場合には、底に紙が引っかかりづらいのもポイントです。
キャラメル箱よりも組み立てがちょっと面倒ですが、底抜けしないことが大切なのでガラス瓶などの割れ物や重量のあるものは地獄底箱をお選びください。
直接印刷だけでなくラベルシールでの対応も
ラベルシールといっても、さまざまな紙種からつくることができ、貼り付け先や用途によって最適な紙種は異なります。すべての紙種を紹介するには長くなりすぎるので、今回は化粧品・コスメをつくるときにおすすめの「白PP」を紹介します。
白PPは名前の通り白地の紙種です。柔らかい素材のため、ボトルや瓶のような曲面への貼り付けに向いています。また、紙ではなくフィルム素材なので、耐水性に優れており水回りでも剥がれや破れ、インク滲みの心配なく使用できます。
逆に硬く、曲面に不向きなのは同じフィルム素材のPETですが、箱などの平面には問題なく貼り付けられます。透明素材を使いたい方は透明PETをお選びください。
ラベルシールは化粧品を作るだけでなく、並行輸入品を販売するときの法定表示シールとしても使用できます。
化粧品への表示は薬事法や公正競争規約など、さまざまなルールのもと販売されています。
法的なルールなので不足の情報がないよう、事前に準備しておきましょう。
サンプル送付は厚紙封筒
ちょっとしたおまけですが、印刷通販デジタのパッケージ印刷では、箱以外にもちょっと頑丈な厚紙封筒を用意しています。
パウチのミニサンプルやサプリメント、リーフレットなどを配送するのに向いています。
製品を販売するだけでなく、まだ購入検討段階の人にアプローチするのにぜひ使ってみてください。
デジタではパッケージ印刷もシール印刷も1枚から承っています。
まずは試作品やモックアップで1枚だけお試しに作ってみませんか?
はじめての方でも作りやすい、サイズ入力による展開図の自動生成やWEB上でデザインから入稿までできるデザインシミュレータを用意しています。取り扱い紙種の印刷サンプルは、無料なのでいつでもご請求ください。