メーカーのこだわりを感じる一着。ベースボールTシャツ
こんにちは!印刷通販デジタです。
今回、紹介する商品は、七分丈のベースボールTシャツ「OE1230」です。
この記事ではベースボールTシャツの魅力と制作事例についてお話ししていきたいと思います。
メーカーのこだわりを感じさせる特徴
OE1230はTRUSSから出ている商品です。TRUSSといえば個性的でかっこいい商品が多く、過去に紹介した水陸両用のナイロンショーツNSV-505もTRUSSの商品となります。
OE1230も同様に、メーカーのこだわりを感じるカッコ良さがあるのでご紹介していきます。
OE1230の特徴はベースボールTシャツを象徴する袖の切り替え部分。よく似た商品にラグランがありますが、切り替え部分の形状が異なります。
また裾の形状にも注目すると、通常のTシャツとは異なりラウンドカットになっています。
このように袖の切り替えと裾の形状が、ひと目見てわかりやすいベースボールTシャツの特徴になります。
次はつくりに注目してみましょう。
ネックの部分は重ねて縫い合わせてあり、あえてヴィンテージっぽさを強調しています。
またネックの縫い合わせは二本針バインダー仕様で幅広になっており、耐久性があります。こうすることで首元が伸びにくくなり、長く着ることができます。
ラウンドカットされている裾の部分も、よくみるとバインダー仕様で作られています。ものによっては切りっぱなしで簡易なステッチ仕上げの商品もありますが、洗濯すると縮んでめくれあがってくる傾向があります。
しかしこのようにバインダー仕様でしっかり固定されていると、どれだけ洗濯しても心配ありません。
分厚いネックや裾部分をみて癖があるように思えてしまうかもしれませんが、実に工夫が凝らしてある一着です。
制作例とデザインアイデア
今回はこちらの商品を使って制作見本を作成しました。クリエイターの方が自身で描いたイラストを製品にすることを想定しています。
胸のイラストは実際にiPadで描き上げたもので、インクジェットプリントでフルカラー印刷しました。
OE1230はカラー展開が8色で、袖とボディカラーの組み合わせが4種類、同一色が4種類あります。
その中からナチュラル×フォレストグリーンを選択。イラストの雰囲気と袖のカラーとのバランスがよく、ベースボールTシャツでも女性が着用しやすいものに仕上がりました。
個性を出すために工夫したのが袖の印刷です。
いまの主流として、ロングTシャツは袖全体へのデザインが多いですが、袖にだけデザインを配置するのはなかなか見かけません。
OE1230の袖は七分丈なので着用すると肘辺りにデザインがきて、個性的で面白いアイデアになりました。
袖のデザインは商品ラベルを想定して作ってあり、モチーフにした花の名前を記載したり、配送用のアイコンをアレンジしてラベルっぽく仕上げています。
■TRUSS / OE1230
今回紹介したフルカラーのインクジェットプリントは1枚からでも安価に印刷できるのが特徴です。
OE1230は他にも大量生産向けのシルクスクリーンプリントに対応しています。こちらは2色までの印刷になってしまいますが、10枚以上注文する場合は単価がグッとお安くなります。
デザインやコストに合わせて印刷方式を選べるため、ベースボールTシャツで商品を作ってみたい方は参考にしてみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでくださりありがとうございました。また次回お会いしましょう。